斜頭症、頭の形の施術、ケアは『医行為』の可能性|厚生労働省の見解
「あたまぁる」では東京都八王子市にて『頭のメンテナンス』を提供する事業をしています。
※現在、頭蓋メンテナンスの新規受付は、性別に関わらず「2歳以上から60歳以下」となります。宜しくお願い致します。
頭蓋運動協調訓練
まず大前提として、当店の頭蓋メンテナンスは『頭蓋運動協調訓練』と言って身体の健康や発育及び成長を願う目的で行うものです。
頭蓋は、外側からの外圧と比べて、頭蓋内の内圧力の方が高い状態を保つことによって、頭蓋骨の構造が安定を保っています。そのことから、頭蓋メンテナンスをする際には、手による外からの力が、頭蓋内圧力を超えてはならないと考えます。
そのことから、「頭」もしくは「形」及び「頭に見られる症状や状態」を如何こうする目的で行う施術(ケア)」ではありません。また、メンテナンスをする者が、頭もしくは形および頭に見られる症状や状態に対し、「成長させたり、育てたり、自然な形にする」ものではありません。
そして、頭もしくは形および頭に見られる症状や状態に「マッサージ、指圧、揉みほぐし、はがす、矯正、調整、整える、改善、解消、緩和」を目的で行うものではありません。また、頭もしくは形および状態に対し「骨・皮膚・筋肉・帽状腱膜・結合組織」などを如何こうするものではありません。
『つまり、斜頭症(頭のゆがみ)、絶壁、ハチ張りなどの頭の形に係る施術(ケア)ではありません。』
それらのことから、年齢にかかわらず『手指で手の甲や前腕を押して皮膚の色が白くならない程度の力』で頭蓋を触れて、呼吸の動きを見ながら協調運動の補助を行います。
※身体の成長に合わせて行うため、通う頻度は『月に1回』になります。
基本的な方法
『基本的な方法としては、年齢にかかわらず「両手のひら全体」もしくは「両手の指の腹」で、頭の左右の頭皮の表層を触れます。そして、呼吸に伴う胸郭の動きを見ながら「頭蓋の変動」を感じとり、頭皮の表層で感じられる変動を触知したまま、持続的に触れているのみのケアとなります。』
※頭蓋メンテナンスは、呼吸に伴う目には見えない微妙な頭蓋運動が、頭蓋の左右で協調して起こるように補助して『協調運動が起こるのを待つ』ことを行います。
手で「頭を動かす、頭を押す、頭に圧をかける、誘導する、手の甲や前腕を押して皮膚の色が白くなる程度の力で頭を触れる」ことはしません。協調運動を妨げたり、余計な運動が起きてしまうからです。
個人的な意見としては、頭蓋の協調運動が正確でない場合、それが身体の目には見えない動作の癖に直結すると考えます。それが、普段の姿勢や影響を与える可能性は0ではないと考えます。
厚生労働省の見解
『厚生労働省医政局医事課』に問い合わせたところ
『手で頭部に外力を加えて頭の形を整える手技、徒手療法は「現状、医行為の可能性がある」という回答にはとどめる。裁判で「医行為である」判決が出てからになる。禁止というものではないからと言って、行って良いわけではない。避けることが安全である。』※一部抜粋
医行為とは?
『医師法(昭和23年法律第201号)第17条 医師でなければ、医業をなしてはならない。』
◎厚生労働省の「医行為」の解釈。
『医師法第17条に規定する「医業」とは、当該行為を行うに当たり、医師の医学的判断及び技術をもってするのでなければ人体に危害を及ぼし、又は危害を及ぼすおそれのある行為(「医行為」)を、反復継続する意思をもって行うことであると解している。』
医師の見解
昨今、医師は、世界中で行われている『手で頭部に外力を加えて頭の形を整える手技、徒手療法、マッサージ、ストレッチなどの方法』について、『実証的なデータに基づかない科学的な根拠のない手技であり、危険性の指摘や、安全性や効果の科学的な評価はされていない』とする記事をウェブサイトに公開しています。
記事の裏返しとして、手による斜頭症などの頭の形の施術(ケア)は、『医師の医学的判断及び技術をもってするのでなければ、安全性や効果の科学的な評価はされない行為』ということになり、医行為に成り得る可能性があります。
また、安全性が評価されていない行為は、たとえ、非常に弱い力の施術(ケア)であっても人体に危害を与えるおそれはゼロではない医業類似行為として、厚生労働省の規定により制限されています。
仮に、頭の形(頭蓋骨の形状)の施術(ケア)に関する効果や安全性を科学的に評価する場合には、何十万件~何百万件もの症例を元に、医師による3Ⅾの測定をして頭蓋の体積比を数値化を比較することでしか評価をすることはできません。
そのことから、手による斜頭症などの頭の形の施術(ケア)は、医師しか成し得ない行為であると考えます。なお、ビフォーアフターなどの写真比較では、第三者による主観的な評価しか得られません。
厚生労働省は斜頭症を『疾病、疾患』に判定している
厚生労働省は『斜頭症、短頭症、長頭症・頭蓋変形』などの頭の形を『疾病、疾患』に判定しています。
斜頭症などの頭蓋変形は、単なる見た目の問題だけではなく、場合によっては「頭蓋骨縫合早期癒合症」などの先天的な病的な疾患が隠れている可能性があることや、頭蓋変形が成長発達遅滞や機能障害につながることが予想されるため、医学的な疾患や状態です。
斜頭症などの頭の形の施術、ケアを受ける人の中には、頭蓋骨の疾患、脳血管の持病、骨粗鬆症などを抱えている可能性があり、医師でなければ、無害に見えるごく微弱な圧力であっても重大な健康被害を引き起こすきっかけに成り得ます。
医師による診断や治療が必要
医療機関では、測定、レントゲン、CTで頭蓋骨の状態を確認した上で、ヘルメット治療や理学療法などの適切な医療行為(医師もしくは医師の指示の下で理学療法士による治療)が行われます。
その際、医師や理学療法士は、手で頭部に外力を加えて頭の形を整える手技、徒手療法、マッサージ、ストレッチなどの施術は行いません。
また、医師は「マッサージ師、鍼灸師、柔道整復師」による、手による施術が適当ではないため、施術(ケア)の「指示、同意、委託」をしません。
斜頭や短頭などの頭の歪みの背景に「頭蓋骨縫合早期癒合症」などの外科的治療が必要な病気が隠れていた場合、医療機関を受診せずに、医師以外の「マッサージ師、鍼灸師、柔道整復師などの国家資格者」、「整体師、カイロプラクティック、オステオパシーなどの民間療法」のみの施術(ケア)を継続することで、診断の遅れ(診察を受けない、赤ちゃんの頭の形が気になっていても病院への受診率が低下する)が生じる懸念があります。
それにより、適時に適切な医療を受ける機会(治療時期)を逃してしまうリスクが指摘されています。
そして、「医療機関で骨や脳に異常がないこと(病的な歪みではないこと)を確認してもらう」ことが大前提ってあっても、医師ではない者による、手による斜頭症などの頭の形の施術(ケア)は、医業類似行為として法律で禁止されているのです。
保健所の見解
【保健所に問い合わせたところ】
『斜頭症、頭の変形、頭の歪み、頭のいびつ、絶壁頭、ハチ張りなどの頭の形の施術(ケア)は「マッサージ師・鍼灸師・柔道整復師・助産師」が業務の中でする行為ではない。』
つまり、保健所に届け出た業務(マッサージ師、鍼灸師、柔道整復師、助産師が業務範囲内で行う、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう、柔道整復、助産の行為)以外の施術、ケアになります。
【また、保健所は、マッサージ師、鍼灸師、柔道整復師、助産師などの国家資格者による斜頭症などの頭の変形の施術(ケア)について以下の見解を示しています】
『施術はできない。あはき・柔整に含まれない。広告に謳えない。医療行為になる。業務の範囲外の行為になる。万が一、業務範囲外の行為で施術事故を負わせてしまった場合、施術者は責任を負えない。そのため、施術者が保険に加入していても保険はおりない。「施術(ケア)を提供している所には行かずに別の所をあたってほしい」という指導をしている。』
※保健所の見解から、マッサージ師、鍼灸師、柔道整復師、助産師は、斜頭症などの頭の形を取り扱う『一定の資格』ではありません。
変形の矯正は『関節』に行う施術である
厚生労働省は、頭部の変形に対する『手による矯正』の施術を公認していません。
あはき・柔整広告ガイドライン
医師以外で斜頭症などの頭の形の施術、ケアを提供する者は『無資格者』になる
【令和7年2月18日に厚生労働省は「あはき・柔整広告ガイドライン」を公表】
厚生労働省は、①、②の定義に当てはまる者を『無資格者』として扱っています。
①あんまマッサージ指圧師、はり師、きゅう師または柔道整復師の免許を有していない者。
②あんまマッサージ指圧師、はり師、きゅう師または柔道整復師等の免許を有しているが、当該免許に係る業以外の行為を提供している者。
【手による斜頭症などの頭の形の施術(ケア)は】
・免許制(国家資格)のない医業類似行為。
・保健所に届け出た業務以外(あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の法的資格制度のある医業類似行為以外)の医業類似行為。
『マッサージ師、鍼灸師、柔道整復師、助産師』等の国家資格を保有していても、業として提供している者は『無資格者』として扱われます。医師以外の者で、手による頭の形の「施術、ケア、保健指導」を提供している者は、全て無資格者になります。
無資格者による『頭の形に係る表現』を制限している

【ガイドラインの「Ⅶ.無資格者の行為に関する広告について 」では】
①斜頭、短頭、長頭、頭の変形、頭の歪み、絶壁頭、ハチ張りなどの頭の形の施術(ケア):常態的な症状に対する施術(ケア)。
②斜頭症、短頭症、長頭症、頭蓋変形などの頭の形の施術(ケア):特定の疾病、疾患に対する施術(ケア)。
③頭の形、向き癖、反り返りに対する施術(ケア):特定の疾病に対する施術(ケア)或いは疾患の原因となる可能性を含んでいる症状に対する施術(ケア)に当たる可能性が高い。
④「単に赤ちゃんの頭のマッサージ」「単に赤ちゃんの頭の整体」「単に赤ちゃんの頭を触れているだけ」の施術(ケア):実質的には斜頭症などの頭の形に係る施術(ケア)に当たる可能性が高い。
(特定の疾病に対する施術(ケア)、或いは疾患及びの原因となる可能性を含んでいる症状、状態に対する施術(ケア)、頭の形という身体の構造に対する施術(ケア)に当たる可能性が高い)
※ガイドラインでは、「無資格者の定義」に該当する者に対し、①、②、③、④の頭の形の施術(ケア)に係る「言葉・写真・画像・動画」を『広告(スポンサー)及びホームページ、ブログなどのWebサイト、SNS等』に表現することを制限しています。
そのため、「 ビフォーアフター、症例、施術(ケア)前後、モニター、比較」などの『写真・画像・動画』を公開することは当然できません。また、赤ちゃんの頭と手が接触している写真や動画を公開することはできません。医師以外で公開している者は『無資格者』です。
ガイドラインに対する厚生労働省の考え方
【令和7年2月18日厚生労働省医政局医事課『あん摩業、マッサージ業、指圧業、はり業、きゅう業若しくは柔道整復業又はこれらの施術所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針案に関する意見募集の結果について』では】
『○あはき、柔整の行為は、厚生労働大臣の免許を有する者のみに認められているものであり、これら一定の資格を有する者が行わなければ人体に危害を及ぼす恐れのある行為であると解しており、これに基づき、広告規制の考え方を示したものです。』(2ページ)
※斜頭症などの頭の形の施術(ケア)の行為は、保健所に届け出た業務である「あはき、柔整の行為」以外の疾病の治療または保健を目的とした施術(ケア)なので、医師の免許を有する者が行わなければ人体に危害を及ぼす恐れのある行為と見なされます。
『○国家資格を有する者が無資格施術業務を行なっている場合、国家資格者である旨の表示を禁止したり、打ち消し表示(当該施術は免許の業務ではないこと)を義務付けるべきではないか。』
の案に対する御意見の要旨に対して、御意見に対する厚生労働省の考え方は、
『○本ガイドライン案P1の1において、無資格者を「あはき又は柔整の免許を有していない者等(あはき又は柔整等の免許を有しているが当該免許に係る業以外の行為を提供している者も含む)」と定義している通り、本ガイドライン案においては、免許を有していても、当該免許に係る業以外の行為を提供している者は無資格者として扱っています。その上で、本ガイドライン案P39の3(6)の通り、無資格者が国家資格を必要とする業を行っていると利用者に誤認を与えるような表示を行うことは不適切である旨を示しています。』(23ページ~24ページ)
※医師以外の国家資格者が、『無資格ではなく、頭の形に係る施術(ケア)をするには国家資格が必要』などと謳っている場合、当該免許に係る業以外の行為を提供していることから、その者は当然のことながら無資格者になります。
『○P39の3(6)について、「腰痛」「膝の痛み」等の痛 み症状に対する施術等は、医師法第17条に抵触する恐れ があると記載して、注意喚起すべきではないのか。』
の案に対する御意見の要旨に対して、御意見に対する厚生労働省の考え方は、
『○個別の行為がどの法令に抵触するかは個別の判断になるものと考えますが、いずれにしても、無資格者においては、痛みの症状に対する施術等に係る表現はすべきでないことを示しています。』(24ページ)
※あはき柔整広告ガイドラインにより、無資格者に規定される医師以外の者は、斜頭症などの頭の形の施術(ケア)に係る言葉、写真、動画等を『ウェブサイトやSNS等』に表現はすべきでないということです。
※斜頭症などの頭の形に係る言葉を使わなくても、新生児、乳幼児の頭部に介入する行為は実質、斜頭症などの頭の形に係る施術(ケア)になります。
無資格者による医業類似行為を禁止する趣旨の判決
【令和7年3月25日山形地方裁判所判決】
『あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律12条が無資格者による医業類似行為を禁止する趣旨は、人の生命や健康に危害が生じることを防止するとともに、国民が適時に適切な医療を受ける機会を失うことを防止するところにある。そうすると、特定の疾病又は症状の改善、解消又は緩和することを目的とする施術は、同条が禁止する医業類似行為に該当するというべきである。』
医師以外の医業類似行為を禁止する趣旨の判決

【令和7年(2025年)9月24日仙台高等裁判所判決(令和7年(ネ)第154号)】
『イ あん摩師法等は、その第1条のおいて、医師以外の者で、マッサージ等を業としようとする者は、それぞれ、免許を受けなければならない旨を定め、その12条本文において、何人も、同法1条に掲げるものを除く外、医業類似行為を業としてはならない旨を定め、これに違反した場合について、罰則を定めている(同法13条の7)。
ここにいう医業類似行為とは、医行為に該当しないが、疾病の治療又は、保健の目的をもって行う行為であると解され、あん摩師等法は、医師以外の者については、同法の定める行為(あん摩、マッサージ若しくは指圧、はり又はきゅう)を業とすることは、医師又は同法の定める免許を有する者の限り認め、それ以外の医業類似行為については、医師以外の者がこれを業とすることを禁止する趣旨であると解される。
もっとも、憲法22条は、何人も、公共の福祉に反しない限り職業選択の自由を有することを保障していることからすると、上記疾病の治療又は保健の目的は、単に、これを行う者又は受ける者の主観的な期待にとどまるものでは足りず、客観的な根拠を有するものでなければならないと解される。
また、あん摩師等法の上記定めも、医師又は免許を有する者以外のものが業として医業類似行為を行うことが人の健康に害を及ぼすおそれがあり、公共の福祉に反するものと認めたためであると解されるから(最高裁判所昭和29年(あ)2990号同35年1月27日大法廷判決・刑集14巻1号33貢、同18巻4号155貢参参照)、問題とされる施術が人の健康に害を及ぼすおそれがあるという場合に、それが、あん摩師法12条本文において禁止されている医業類似行為に該当することとなると解される。』
判決を解釈すると
『あはき法等は、医師又は同法の定める免許を有する者の限り認められている「あん摩、マッサージ若しくは指圧、はり又はきゅうの医業類似行為」以外の疾病の治療又は、保健の目的をもって行う医業類似行為については、医師以外の者はこれを業とすることを禁止する趣旨であると理解される』ということになります。
※手による斜頭症などの頭の形の施術(ケア)に係る業は、あん摩、マッサージ若しくは指圧、はり又はきゅう及び柔道整復「以外」の疾病の治療又は、保健の目的をもって行う医業類似行為になるため、あはき法等により医師以外の者が業とすることは禁止されております。また、医師以外の者が禁止されている医業類似行為業の施術(ケア)には、医師法第17条の医師法違反にわたるおそれのあるものなので、医師のみが成し得る『医行為、医業』の可能性があります。
【頭の形に係る相談、指導、アドバイスなど】
・頭や体へのマッサージの仕方。
・赤ちゃんの向き癖の対策。
・赤ちゃんの抱っこの仕方。
・新生児、乳幼児の寝かせ方のアドバイス。
・ストレッチ、タクティールケア、タミータイム、ホームケア、セルフケア。
・自宅でできる頭の形を整える方法。
・変形やゆがみを予防する施術(ケア)。
・健やかに育つ健康法。
これらは、疾病、疾患、症状に対する保健を目的で行う行為に当たり、これらも判決により医師以外の者は禁止ということになります。
手による頭部への施術(ケア)について
頭蓋骨や脳や神経へのダメージが起きたとする報告はない
医師ではない国家資格者が『赤ちゃんの頭蓋骨は非常に柔らかく隙間(大泉門など)があるため、強い力で押したり、無理に曲げたり、頭を挟んだりする施術は、脳や神経を傷つける恐れがあります。』などとウェブサイト等に公開しています。
しかしながら、厚生労働省や消費者庁などの日本の公的機関からは、手による斜頭症などの頭の形の施術(頭蓋骨への圧迫)だけで、「直接脳に障害が起きた」「直接頭蓋骨が変形した(凹んだ)」「直接変形が悪化した」という公式なデーターが公表されているわけではありません。
また、医師ではない国家資格者が『頭に強い力を加えて形を変えようとする行為(強く押す、もむ、引っ張る)絶対にやってはいけない』などとウェブサイト等に公開していますが、確かに一般的ではないかもしれません。
ですが、厚生労働省は、あはき柔整の行為以外の施術について「頭に非常に弱い力であっても人体に危害を与えるおそれある行為」に規定しており、医学的根拠のない情報には注意が必要です。
現在に至るまで頭蓋に関する施術事故の報告は『1件のみ』
『令和6年4月18日 消費者安全法の重大事故等に係る公表について。関係行政機関及び地方公共団体等からの通知。
別紙
事故発生日:令和6年2月18日。通知受理日:令和6年4月10日。製品名等:その他のサービス(整体)。被害状況等:重傷1名。事故内容:整体院において、指圧マッサージの施術中、左耳上に痛みを感じ、医療機関に搬送された。診断の結果、左側頭骨茎状突起骨折の重傷。 事故発生都道府県:東京都』
消費者庁の報告によると、2024年に被害者の年齢、施術の目的は不明だが、頭蓋への手技による施術事故は『整体院での指圧マッサージ行為による側頭骨茎状骨折の重症』の1件のみです。
指圧マッサージの行為は、あんまマッサージ指圧師しかできないことから、あんまマッサージ指圧師が「医行為もしくはあはき法第十二条で禁止されている無届医業類似行為」を提供したことによる事故の可能性が考えられます。
それ以外の頭蓋への施術(ケア)に対する大きな事故(人体に危害を与える事故)は起きていません。
※なお、2014年に起きた「ズンズン運動」による事故は、赤ちゃんの頭の形の施術(頭蓋骨、斜頭症の変形を治す目的)とは全く関係のない別個の事案です。
