当店の頭のケアは生後4か月から開始しています
- 3月25日
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更新日:4 日前
当店では、赤ちゃんに対する頭のケアを頭蓋骨の構造の安定が落ち着くのを待ってから行います
例えば、切れかけの部分がある紙や消しゴムを引っ張ると切れかけの部分から裂けていきます。
そのことから、寝ている新生児の頭に床からの力が作用すると、頭蓋の内部では骨の間が隔たっている泉門や縫合に「力が集中」してミクロな亀裂が生じる可能性があります。
そして、亀裂が生じた後も、赤ちゃんは直ぐには頸の筋肉を使って床から自力で頭を浮かせたり、頭の向き方に癖があると正面や左右にコントロールすることが出来ません。そうすると、頭をあまり動かせないまま持続的に床からの力を受けるため、頭が成長で拡大しながら亀裂の部分を起点にゆがみが進行していく可能性が考えられます。
つまり、ゆがみのきっかけが始まると予防が難しくなります。
しかしながら、育児の際にお子様と視線を合わせたり声掛けをしたり、日常で30分おきに両手で頭を床から軽く浮かせてあげるだけでも、きっかけや進行を多少なりとも予防できる可能性はあります。
生後6か月ぐらいまではゆがみが推移する
生後1か月頃に親御様が頭のゆがみに気付いて来店された親御様にその後の経緯を伺うと、「生後3か月頃にゆがみが悪化したが、その後は落ち着いて生後6か月頃に改善した」と言われました。
つまり、出産直後から生後1か月の頃にゆがみが生じると、その後に進行し、生後3~4か月頃にゆがみの悪化のピークを迎える可能性があります。
そうすると、生後6か月ぐらいまではCVAIやCI(左右の頭蓋の体積比や対角比)の数値が推移することが考えられます。
仮に、生後4か月未満のお子様の頭蓋にケアを行い直後は良くなったとしても、頭蓋の内部ではゆがみが進んでいるため悪化を止めることが出来ない可能性が高いです。その際、ケアを受けたことで悪化したと誤解を招いてしまったり、更に悪化を招く可能性が推測されます。
それらのことから、変形を発症する前、最中、直後の時期でもある新生児~生後4か月未満の頭蓋の構造を材料力学の視点で言うと、外力の作用に対してゆがまないように安全率を考慮した設計がされていない状態であると推測されます。
また、変形を発症していない赤ちゃんと比べて、外圧に耐えられる限度が低いことでゆがみが生じている可能性があります。そのため、発症直後の頭蓋内は不安定な状態であることが考えられます。
仮に、頭蓋の構造を考慮した上で真皮層に入り込まない程度の力でケアを行ったとしても、簡単に内力の耐え得る限度を超えてしまう可能性が高いです。
生後4か月を過ぎると頭蓋骨が外力の作用に対し安定した状態を保つことができる
生後4か月を過ぎた頃になると、頭蓋の骨が隣り合うことで縫合という連結をする部分が密着し、併せて頭頂の骨が離れて連結をしている小泉門が接近します。
また、赤ちゃんは頭の位置を変えて保ち続けることが出来るようになります。そうすると、あおむけで寝ていても後頭部が持続的に同じ位置で接しなくなります。
これらのことから、床から受ける力が左右の後頭部に均一にかかります。その結果、頭蓋内部の補強が始まることでゆがみが落ち着き、生後5,6か月の頃から悪化をした分が改善されていきます。
以上のことから、ケアは手の外力に対し頭蓋が安定した構造を保つことが出来るようになる生後4か月から施術を開始します。なお、生後4か月頃ゆがみに気が付いた場合、1か月待ってから開始することをすすめます。
